FX取引で重要な点は資金管理です。FX取引はお金を増やすのが目的です。そのために最も必要なことは資金管理と予算管理です。FX取引の予算管理について徹底解説します。
目次
FX資金管理とは?
FX取引は資金を増やすのが目的
最初のうちは資金を増やす方法がわからないので、チャートの上がり下がりだけ見て取引しているとあっという間に資金を溶かしてしまいます。
FX取引に慣れて本格的にFXで稼ごうと思っている方は下記のように予算を決めます。
- 資金予算
- 1カ月
- 1週間
- 1日
- 利益目標
- 1カ月
- 1週間
- 1日
予算を立てる
まずは1カ月の予算を立てる。
1カ月に用意できる資金をいくらにするのかを決めます。
例えば1カ月の資金を1万円とします。
資金が1万円だと米ドル/日本円の0.1ロットでの必要証拠金は1,300円。
1日平均70pipsの値動きがあり、50pipsを獲得したとして、5,000円の利益になります。
次の取引は5,000円の利益より必要証拠金を用意します。
1万円の資金だと1,300円の証拠金で7回の取引ができます。
勝った場合は利益の50%を証拠金に充当します。
負けた場合は、0.1ロットをかけ続けます。
7回の内5回取引が全額負けたとします。
残りの金額は3,500円
これで0.2ロットのポジションを持つことができます。
もし50pipsを獲得できれば10,000円の利益になります。
これで5回の取引で消えた6,500円も戻ってきて最終の資金は最後のトレードで得た10,000円 + 3,500円 = 13,500円なります。
結局資金はプラスになります。
最後の取引も負けた場合
月の資金が10,000円で取引が失敗して資金がゼロになった場合はその月は取引をやめて、次月に10,000円の資金で同じように取引します。
このように予算管理をすればFXトレードで破産することなく、何度でも挑戦できます。
2%ルールとは
FX取引において資金全体に対しての2%を1度の損切り額に設定してトレードを行っていくことを2%ルールといいます。
非常に一般的な資金管理方法で、同じく6%ルールもあります。
2%ルールのメリット
2%ルールは守りの面では良い資金管理術です。
2%ルールを採用して期待値の高いトレードを繰り返せばお金は増えていきます。
2%ルールのデメリット
2%ルールのデメリットはトレードに負けても確かに資金へのダメージはすくないので、資金が解ける確率は低いです。
しかし、連続して負けても資金が溶けるまで時間がかかるので、トレード手法のミスが改善されないまま、資金が残っているので結局資金が溶けるまでの時間が伸びるだけに終わってしまいます。
また時間効率が悪いのでトレード手法改善されないままでいると資金が長時間に渡って減っていくだけになる可能性があります。
2%ルールは初心者には向かない?
FX取引は資金が増えないと意味がありません。
取引日記を毎日つけて、トレード手法を改善しなが資金管理をベースに資金を増やしていくためには2%ルールは、単に資金が減っていく時間を伸ばしているに過ぎない場合があります。
FX資金管理の重要性
FX取引はビジネスです。ギャンブルではありません。
ビジネスであれば、資金管理が必要となります。
資金管理というのは、下記の達成目標を立てて管理することです。
- 利益目標
- 必要証拠金
- 資金目標
私も資金管理を初めてから勝てるようになりました。
成り行き任せで取引をしているときは、勝てませんでした。
資金管理まとめ
結果を残しているトレーダーは例外なく資金管理を行っています。
いいかえれば、資金管理をしないと結果を残せるようになりません。
資金管理しないFXはギャンブルと同じです。
トレード日記と合わせて資金管理を行っていけば、必ず勝てるようになります。
FX取引で月次黒字化のポイントは資金管理